ほかほかごはん

寒い地方の医学部です 食べ物はラーメンが好きです たまに絵を描きます

オキニカフェ

昨日の夜も例のオキニカフェに行ってきた。

今日行ってもよかったのだが、今日明日はお店がおやすみだったのだ。

 

新品のロエベのカゴバッグの大量の荷物を詰め込み(反省)、ヒーヒー言いながらなんとかそのカフェへ向かう。途中何度も行かなきゃよかった…と思ったが、着いたらなんと貸し切り状態!ほかにお客さんがいなかったのだ。その瞬間、きてよかった~!と心から思った。

 

いつもは人が座っていて見えない席の、インテリアや小物をじろじろと見る。そのお店は席のテーブルに、特に一人用の席にさまざまなかわいい小物が置いてあるのだ。

 

大好きな石田ゆり子さんのエッセイを読みながら、おいしいアイスレモネードを味わう。

ふと本から顔を上げると素敵な空間が広がっていて、あー帰りたくないな、でもしっかり帰る時間は決めておくか…と思ってテーブルの置時計を見ると、

 

時計の針は、止まっていた。

お昼の12時40分に。

 

私はハッとした。本当に心の底から嬉しい、と思ったのだ。

私の人生は、ノルマに追われて、時間時間に追われて、時間に縛られ自分を見失う日々だ。常にいつまでに何かやらなきゃいけないことがあって、だから、私は時計が、時間が嫌いだ。

 

だけど、そのカフェの時計は止まっていた。

このせわしない世の中で、人々が足早に駆けていく時代で。

時計は止まっていた。

 

私は本当に嬉しいと思った。一瞬でも時間のない世界を体験できたことに。時計を(わざとかはわからないが)止めているそのお店に、感謝した。

 

とはいえ、時間は見ておこうと思って他のテーブルに視線をうつすと、動いている時計もあった。やっぱりたまたま壊れて止まっていた時計だったのかもしれない。

1時間ほど本を読んで、のんびりして帰った。

 

そんなこんなで昨日はよい一日でした。

 

ところで、なんで厚労省のサイトはとてつもなく見ずらいの!?

医療関係者用の資料ならわかるけど、一般用のページでも小さい文字ばっかり、図やイラスト無しって、どうなの!?

ほんと、どうなのと思う。でもそういう人たちばっかりが働いてるのだろうなと思う、厚労省。あーやだやだ・・・。

 

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