ほかほかごはん

寒い地方の医学部です 食べ物はラーメンが好きです たまに絵を描きます

目から鱗

毎週水曜日は、先生一人中心に少人数で英語の教科書の輪読会をzoomでやっている。

日によってはその先生の雑談も聞けるので、面白いし勉強になる。

 

この前はCOVID-19の話を聞いた。現在の感染状況やワクチンについて色々聞いたのだが、そもそも間質性肺炎とはどういう病態かというのを教えてもらって、めちゃくちゃほーっ!と納得した。

ていうかそもそも3年間も勉強してきたのに間質性肺炎についてちゃんとわかってなかったな私は!と驚いた。なんかなんとなく、CTとかX線で白くモヤ~ンとなるやつ・・・という理解だった。あ、あと胸部聴診でfine crackleとか、%VCが下がるとか。問題を解くための知識でしかなかった・・・。

 

肺毛細血管で微小血栓がたくさんできて、それが詰まって肺胞-動脈血での換気ができなくなるということ。そして、血栓がつまりに詰まって、血管が破れるとDAD(びまん性肺胞障害)の状態になる。そうするとECMOが必要になる。ECMOで換気を保ちながら、肺を休ませて肺の回復を待つ。

 

色んな先生の授業聞いてきたけどいつもピンとこない、肺疾患。この説明が一番わかりやすい!!感動した。目からうろこである。

おかげで理解しやすくなったので、他にも呼吸器系疾患久しぶりにおさらいしたいな。