雪積もりました。寒い!
最近アンガーマネジメントの本を読んでます。
ついイラッとしちゃうことが多くて、それで相手に気を遣わせたり怖がらせてしまうのが嫌で、アンガーマネジメントを身につけたいと思いました。
本に書いてあったんですが、「怒りやすい人は『〜すべき』と思っている」とのことです。
これに派生して思ったのは、『〜すべき』というのは「他者に期待すること」と似ているのかなということです。ただ、前者は見返りを求めているけど、後者はどちらでもないという点で異なります。
それでは「期待すること」そのものは悪いことなのか?怒りにつながるのなら誰にもはなから期待しない方がいいのか?そう考えました。
その結果、わかったのは「期待すること」は先入観なのだということです。良いことか悪いことかという以前に、人間が生き延びるために生物的に備わった本能のようなものだと思うのです。
例えば、ライオンを見たら怖い、逃げなきゃ、と思う。
例えば、仕事で偉業を成し遂げている人がいれば、プライベートも素晴らしい人のはず、など。
先入観自体は判断をスムーズにし素早く行動できるという点で悪いものではありません。歳を重ねて経験を積むに従って洗練されていく感覚でもあると思います。しかし、そこには例外がある。
仕事で偉業を成し遂げていても、実はプライベートで浮気・不倫三昧の人もいる。
そういう人に「なんで、どうして、ひどい」と憤っても仕方がないのです。他人のことはコントロールできないから、「この人は私の先入観とは例外の人なんだ」で済ますのが良いのだと考えました。
本では、イラついた出来事を「重要か/重要でないか」「コントロールできるか/できないか」の2×2の表で分類するように示しています。
私は、世の(特に男性の)不倫・浮気が許せません。痴漢、セクハラも許せません。被害にあった女性の方のことを思うと胸が痛むし、女性を内心で見下している人がまだいることにもやるせなさを覚えます。
なのでそうした事件は私にとって「重要」かつ「コントロール不可能」に分類されます。怒ってもどうしようもないのだから仕方ない。それを受け入れるしかない。
ただ、期待することを全くゼロに止める必要はない。その人は期待の「例外」だったんだなーと思えば良いのかなと、一人で納得してました。
なんだかまとまってないですが、おやすみなさい。